女性の方にはとっても大切な入浴タイム。美容に効果的な半身浴のメリットは。


『時間がない…』
『浴室が寒い…』
『長く入るとどうせお湯が冷めちゃうし…』
なんて、毎日シャワーだけですましてしまっていませんか?

特に女性は、美しさを保持するためにも、
しっかりと湯船に浸かるバスタイムを確保することをおすすめします。

『美容のためには半身浴をするコト!!』

と、耳がタコになるくらい言われ続けていますが、
それにはちゃんとした理由があるんです。

改めて、半身浴のスバラシさを確認して、
ゆっくりバスタイムを確保するモチベーションをアップさせてくださいね!

 

健康、美容にメリットたくさん。半身浴の手順

まずは半身浴の手順について触れていきます。
もしかするとほとんどの方はすでにご存知かもしれませんが、
おさらいのつもりで読み進めてみてください。

 

浴槽に入る前に、下半身にしっかりとかけ湯をする

体が冷えている状態で急にお湯の中に入ると、心臓に負担がかかってしまいます。また、上半身にかけ湯をすると、長時間の入浴中に体を冷やしてしまうことになります。半身浴の際のかけ湯は下半身にしっかりめに行いましょう。

 

お湯の温度は38~40℃のぬるめにする

長い時間をかけてゆっくりと体を温める半身浴では、お湯の温度は少しぬるめに設定します。熱くしすぎる心臓や肺に負担をかけてしまうだけでなく、のぼせの原因となります。

 

お湯の量はみぞおちあたりまで

お湯は、みぞおちあたりまで浸かれるくらいが適量です。
多すぎると心臓や肺へ負担がかかり、長時間の入浴のためのぼせの原因となります。

 

20分以上お湯に浸かる

ぬるめのお湯で体をゆっくりと温めるので、ある程度の入浴時間が必要です。20~30分程度浸かるのが目安です。

 

半身浴の注意点

美容や健康のための半身浴も正しく行わなければ体に不調をきたしてしまう場合があります。以下の注意点を守って行いましょう。

 

水分補給しながら行う

半身浴中はたくさんの汗をかくので、こまめに水分補給しながら行ないましょう。

 

お酒を飲んだ後や食後すぐ、薬の服用中は控える

アルコールの分解や食べ物の消化のためには肝臓・胃や腸に血液が必要です。半身浴によって血液が循環すると、それぞれの働きが悪くなってしまいます。また、薬の服用後すぐは血圧が乱れやすく、長時間の入浴はよくありません。眠気を伴う薬は事故につながる可能性もあります。

 

貧血気味の方、妊娠中の方は控える

長時間の半身浴の後は血管が緩まった状態になりますが、立ち上がると血液が急激に下降し、脳へと届く酸素や血液が不足して立ちくらみを起こすなど事故の危険性があります。また妊娠中、温まりすぎると血流がよくなり子宮が収縮する恐れがあります。

 

なぜ半身浴がいいの?半身浴のメリット

半身浴には様々なメリットがあります。
次のような効果が得られるとされています。

 

メリット1:体が芯から温まる

長い時間をかけてゆっくりお湯に浸かると、表面だけでなく芯から体を温めることができます。血行を促進し、手足の先まで血液が循環するようになるため、冷え症改善に効果が期待できます。

特に、冷え症は下半身の冷えが原因となることが多いといわれています。下半身から体を温める半身浴は、冷え症改善の理に適っているといえます。

 

メリット2:むくみ改善

むくみの原因は体の中の水分がうまく循環しないことで起こります。
体を温め血流をアップさせることで、体内の水分の循環がよくなり、むくみを改善させる効果があります。また、血流が上がることにより、生理痛の症状緩和にも効果が期待できます。

 

メリット3:疲労回復・ストレス解消

半身浴は、心と体を癒すのに最適です。

半身浴で血液の循環がよくなると代謝がよくなり、硬くなった筋肉や内臓の疲れを癒す効果があります。ゆっくりと体を温めることで副交感神経の機能を高め、ストレス解消、リラックス効果があります。

「代謝アップ」、「血行促進」、「リラックス」は美容にとってはごくごく基本的なことですが、なかなか効果が得られないものです。半身浴を習慣づけると少しずつ体質が変わり、悩みも改善されていくことでしょう!

 

半身浴のデメリットと解消法

半身浴といえばメリットばかりを思い浮かべますが、
半身浴にも少しはデメリットがあります。

 

デメリット1:半身浴のための時間の確保が必要

ぬるめのお湯でゆっくりと体を温めるという性質上、半身浴には20分以上お湯に浸かるという時間の確保が必要になります。

平日バリバリと働いているキャリアウーマンの方は、毎日この時間を確保するのはなかなか難しいかもしれません。

しかし、休日や時間がとれるときだけでも行うようにすれば、ON/OFFの切り替えもできて仕事もプライベートも充実するかもしれませんよ。

 

デメリット2:上半身が冷えてしまう

半身浴のとき上半身の冷えを感じる方は多いようです。

上半身にタオルを巻いたり、お風呂のフタを閉めて頭だけを出すなどで多少は解消できます。

それでも上半身が冷えてしまうのは、そもそも浴室が冷えやすい構造になっているのかもしれません。浴室が冷えやすいとせっかく温まった体も冷えてしまいますし、すぐにお湯が冷めて経済的にもよくありません。

機能性の高いシステムバスなら、浴室の温度が保てて快適なバスタイムが過ごせます。ついでにお風呂の掃除も楽になるので時間の確保もできちゃいますよ。

 

まとめ

美容のためには是非習慣づけたい半身浴について、手順やメリット・デメリットをご紹介しました。冷えやストレスは美容にとっては大敵です。明日もハツラツとした美しいあなたでいるために、浴室の環境を整えてみてはいかがですか?

どんなことでもご相談ください。あなたにピッタリの浴室をご提案させていただきます。
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