前回、前々回の記事、「お風呂掃除はここに注意!汚れやすい場所と汚れるお風呂の特徴」や「こんなところも!?お風呂掃除で見落としがちな場所とは」で、お風呂掃除で特にチェックしておきたい箇所をご紹介してきました。
今回は、面倒なお風呂掃除とさよならするための、効果的な浴室汚れの落とし方!
細かくご紹介するために、今回と次回に分けて、浴室掃除のポイントをご紹介したいと思います。
この記事では、お風呂の中でも特に汚れやすい箇所を中心に、汚れの種類もおさらいしながらポイントを解説させていただきます。
是非、日々のお風呂掃除に役立ててくださいね!
浴槽内の汚れの効果的な落とし方
入浴後のお湯は石鹸カスや皮脂汚れ、ホコリなどで目に見える以上に汚れていて、それらの汚れが浴槽内の汚れの主な原因です。
とくに、長時間お湯を張りっぱなしにしておいたり、お湯を抜いてすぐに掃除をしないでいるとどんどん汚れが頑固になってしまうので、毎日コツコツお手入れして汚れを溜めないようにするのが大切です。
<浴槽内の掃除のポイント>
・お湯を抜いたらすぐ掃除する
入浴後のお湯には汚れがたくさん含まれているので、お湯を抜いたらすぐに洗いましょう。
スポンジやブラシは小さな振れ幅で力を入れずに擦る方が浴槽に傷がつかず、汚れも落ちやすくなります。
・洗い流しは熱いシャワーで
入浴後のお湯に含まれるのは石鹸カスや皮脂汚れなど油分を含んだ汚れなので、水よりも熱いシャワーの方が汚れが落ちやすいです。
湿気が多くカビが気になる場合は仕上げに冷水のシャワーで浴槽を冷ましましょう。
・浴室を換気して早く乾かす
浴槽内に水気が残っていると水垢汚れの原因になるので、換気してなるべく早く乾燥させるようにします。
乾いたタオルで乾拭きするとなおいいですね。
<掃除の頻度の目安>
毎日お湯を抜いたらすぐに熱いシャワーで洗い流すなど簡単な掃除をして汚れがたまらないようにしていれば、お風呂洗剤やスポンジなどを使ってこすり洗いをする頻度は週に一回~二回ほどでも大丈夫です。
それ以外にも汚れを見つけたらすぐに掃除するようにして、頑固な汚れを作らないようにしましょう。
<面倒くさがりやの方は>
入浴後のお湯に重曹をワンカップ程度入れて、風呂桶や風呂椅子など浴室にある道具もまとめて半日浸け置きして、軽くスポンジでこすり洗いをします。他の用具もまとめてきれいになって一石二鳥です。
浴室床の汚れの効果的な落とし方
浴室の床は、毎日シャワーのお湯がかかっていますので水垢や湯垢がつきやすく、体や髪を洗ったお湯が流れるので皮脂汚れや石鹸カス汚れにもさらされます。
タイルの目地やデザインの窪みはブラシも届きにくく、カビが発生しやすいという、とても汚れやすい場所です。
<浴室床の掃除のポイント>
・目地に汚れを溜めない
タイルの目地や凹凸の奥はカビや水垢汚れが潜んでいます。見えないからと油断すると頑固な汚れになってしまう可能性があるので、奥まで届くブラシやスポンジを使って目地や窪みをしっかり掃除しましょう。
細かい部分専用のブラシのほか、歯ブラシなどで代用してもいいですね。
・目地に沿って洗い流す
毎日のお手入れとして洗い流す時や、洗剤を使った掃除のあとはタイルの目地やデザインに沿って一方向に丁寧に洗い流しましょう。
一方向に流すようにすることで、目地の窪みに水気が残りにくくなる効果も期待できます。
<掃除の頻度の目安>
浴槽の掃除と同じで、毎日簡単なお手入れをして汚れを定着させないようにするのがおすすめです。
体を洗ったあとなど、サッとスポンジでこするだけでもいいので毎日コツコツお手入れしましょう。
乾いた床を掃除する時は熱いシャワーで濡らして油分の汚れを浮かせてからすると効果的です。
<面倒くさがりやの方は>
体を洗ったあと、湯船に入る前に床にお風呂洗剤をスプレーしておき、上がり湯をする時に一緒に泡を流すだけ!
簡単ですが、汚れの定着を防げます。
排水口の汚れの効果的な落とし方
排水口には体や浴室を洗ったあとのお湯や入浴後の排水など汚れたお湯や水がすべて通りますので、浴室のあらゆる場所の中でも最も汚れやすい場所です。
とくに石鹸カスや皮脂汚れが溜まった髪の毛に絡まって定着するとイヤ~なヌメリや臭いの原因に。
常に湿気にさらされているのでカビも出やすいです。
<排水口の掃除のポイント>
・髪の毛をとりのぞく
排水口付近に髪の毛が散らばっているときは、シャワーを当てて排水口の中心に髪の毛を集めてからとりのぞいたり、ウエットシートなどで拭き取りながらとりのぞくと手も汚れず簡単です。
・ヘアキャッチャーなど、外せる部品は外して
排水口の種類によってはいくつかに部品が分かれる場合があります。毎回ではなくてもいいので、数回に1度は外せる部分をとりはずして掃除しましょう。部品は床に並べ、お湯で濡らして洗剤をスプレーして数分放置したあと、洗い流しましょう。
<掃除の頻度の目安>
しなきゃいけないとわかっていても、なかなか手が伸びない場所ですよね。
もちろん毎日髪の毛をとり除いてサッと洗い流すのが理想的ですが、ほかの場所を洗い流すよりも億劫なポイントだと思いますので、毎日コツコツがストレスになる時には週に一回を目標にしてみてください。
髪の長い家族が少ないなら、もっと頻度が低くても大丈夫です。
<面倒くさがりやの方は>
お風呂に入ったついでに排水口の部分にお風呂洗剤をスプレーしておきます。
身体を洗ったりする間にお湯が流れるので仕上げの洗い流しも不要です。
快適なお風呂で心も体もサッパリ!
お風呂の中で特に汚れやすい箇所の、掃除のコツや効率アップする方法をご紹介しました。
お風呂は家の中でも特に清潔な状態を保っておきたい場所です。
面倒ではありますが、こまめにキレイにしておくことで、毎日の入浴がより快適になりますよ!
毎日、家族や自分自身が使うものなので、すぐに汚れてしまうお風呂ですが、浴室をリフォームすることで面倒なお風呂掃除もずいぶん楽になります。
もし、ご自宅の浴室について、悩み事がある場合は是非一度ご相談ください。
掃除が楽チンで快適な浴室をご提案させていただきます。
心も体もサッパリできる、快適なお風呂のご相談は、こちらから。