長く住み続けていると、住宅はどうしても老朽化していってしまいます。
老朽化した家は、不具合が出始めると次から次にどんどん別の不具合も見つかっていくものです。

そして、6月18日に起こった大阪の地震や、最近のこの大雨のような災害が起こると、老朽化している家では非常に危険です･･･。

「できるだけ長く、安全に、できれば子や孫の世代まで」住み続けたい大事な住まい。

この記事では、「家の寿命を延ばすためのリフォーム」についてご紹介したいと思います。

地震や大雨にも負けない、「丈夫な住まい」のために、是非、参考にしてリフォームをご検討ください！

家の寿命はどのくらい？

 

日本の住宅の寿命は約３０年というのを聞いたことがあるでしょうか？

折角の大金をはたいて購入した住宅には、「フラット３５」などの３５年ローンに加入されていらっしゃる方も少なくはないでしょう。

それにもかかわらず、３０年程度の寿命だとなんだか「割に合わない」と感じませんか？きちんと家の寿命について把握しておかないと多額の費用を支出してしまうことになりかねません。

寿命の理由について

 

そもそもこんなにも短い期間で寿命がきてしまう理由の一つとして、「家の耐久性へのリテラシーのなさ」が挙げられます。

日本では、日本の住宅事情として、長期間にわたり住み続けることのできるような住宅設計になっていないという現状があります。

材料や工法など耐久性に対して、家に住む人もあまり関心を向けることが多くないことも原因の一つといえます。

一方、海外では、家の寿命については関心が深く、日本の家の寿命の２倍近く長持ちするのが一般的です。

家の価値を「資産」として価値のあるものと捉えているために、どうすれば家の資産価値を高められるかということを考えている方が多い傾向にあるからです。

日本でもこれを見習って、どうすれば、「長く住み続けること」ができ、「資産価値が高く」なる住宅にできるのか考えていくのも重要ではないでしょうか。

老朽化した家に住む危険性

建物基礎部分が腐敗するリスク

 

家は放置しておくとどんどん老朽化して木材などが腐敗していきます。そして、シロアリなどの害虫が発生するようになってしまうと家の内部の基礎的部分がどんどん食べられてしまいます。

シロアリは、老朽化した建物を好むため、適切なメンテナンスを行わないと被害の発生が食い止められなくなります。

損傷・倒壊のリスク

 

老朽化したままの建物にそのまま住み続けていると、台風や大雨の際に損傷が大きくなったり、倒壊するリスクが上がります。

被害が建物だけであればまだ良い方で、最悪の場合は住んでいる家族や自分自身が生命の危機に陥ってしまう可能性もあります。

 

災害が起こらなかったとしても、日常生活の一部にも支障が出たり、目に余るようになれば近隣住民からクレームが来て近隣関係が悪くなってしまう場合も考えられます。

修理コスト増大のリスク

 

家の老朽化を放置しすぎると、いざリフォームを考えたときに、リフォームのための時間と費用が膨れ上がってしまうことがあります。

 

一般的に、築年数がたてばたつほど工期は長引き、リフォーム費用も増額し続ける傾向にあります。事前の対策として、日々家のメンテナンスを心掛けるようにしなければなりません。

上記のようなリスクを少しでも防止するために定期的なリフォーム・メンテナンスを検討しましょう！

リフォームによって家の寿命が延びる？

 

家の寿命は適切なリフォームによって延ばすことが可能です。具体的には以下のようなポイントに注意してリフォームを行うことが有効です。

 

寿命を延ばすためのリフォームを知る

 

寿命を少しでも伸ばそうとお考えであれば、リフォームのやり方についても研究しなければいけません。

 

例えば、耐久性のある素材になるように強化すること、耐震性を高めるのもポイントの一つです。また、断熱材の施工など腐敗防止のための措置も講じるのもよいでしょう。

 

定期的なメンテナンスリフォーム

 

「３０年が家の寿命の目安だから･･･」と、それまで一切何もしないというのでは腐敗がひどくなっているケースがほとんどです。

 

５年を一つの契機として部位ごとにメンテナンスを施すことで寿命が保たれるようになります。築年数に応じたリフォームを行うことで家の状態はどんどん良くなっていきます。

 

冒頭で家の寿命は約３０年程度と記載しましたが、以上を押さえてリフォームをしていただくことで、家の寿命は倍以上長く住み続けることができるようになります。

最新の技術を上手に活用すると、なんと１００年以上も済むことのできるような例もあるといわれています。

「今、お住まいの家に長く住み続けたい」、「子や孫の代にも受け継ぎたい」とお考えであれば、是非、当社にご相談ください。

 

症状があらわれたり酷くなる前の「メンテナンス」のリフォームから、故障部分の修理、大規模なリフォームまで、あなたにぴったりのリフォームをご提案させていただきます。

 

お困りのことがあればお気軽に「こちら」からお問い合わせください。