みんなの「リフォームの目的」は?どんなときにリフォームするの?


リフォームを検討すると必ずと言っていいほど「リフォームをする目的はなんですか」と聞かれることになります。
「なんとなく・・・不便だと感じてたから・・・」という、曖昧なままでリフォームを進めると、後々不都合がたくさん出てきて、せっかく高い費用を払ったリフォームも無駄になってしまいかねないからです。

この記事では、「なんとなくリフォームしたいなぁ」と感じているあなたのために、『みんなのリフォームの目的』の具体例をご紹介したいと思います。
みんなの目的を知ってみると、「自分も同じように感じていた!」という理由が見つかるかもしれません。目的がはっきりしてくると、どう改善すればいいかが自然とわかってきます。
担当者と一緒に理想のリフォームを実現させるために、是非、参考にしてみてくださいね。

リフォームの目的を明確すべき理由

特に担当者との信頼関係が浅い場合「リフォームがしたい」という想いがリフォーム会社の担当者に伝わりにくい事があります。
「思っていた仕上がりと違う・・・」

「予算よりもかなりオーバーしてしまった・・・」

など、リフォーム後のトラブルを未然に防ぐためにも、まずはリフォームする目的を明確に担当者に伝える事から始めましょう。
目的と予算を伝えることでトラブル防止だけでなく、担当者もより親身になって目的と予算に応じた提案やアドバイスしやすくなるので、理想に近いリフォームへの近道にもなります。

よくあるリフォームの目的

故障や不具合

長年住んでいると住まいの様々なところが傷んできます。

故障不具合で使えなくなってしまったり、そのまま使うと支障をきたすようなものを直したり取り替えるなどして以前のように使えるようにするのが「直す」リフォームです。
また、リフォームする事で家全体のダメージを抑える同時に、早期にリフォームすることでリフォーム費用を抑えることができます

<故障や不具合の具体例>

・浴槽の底が割れてしまった
・シャワーのお湯が急に出なくなった
・蛇口の水漏れ
・外壁にヒビが入ってしまった
・トイレの流れが悪くなった
・水回りのカビや湿気が以前より増えた

性能向上や効率化

故障や不具合はなく今のままでも機能はするものの、新しい設備に新調したり加えたりすることでもっと快適な住まいにするのが目的の「見直す」リフォーム
高性能なものに変える事で、光熱費など家計の無駄な出費を抑える目的でもあります。

<性能向上の具体例>

・システムキッチンを変えて効率よく調理したい
・洗面台をオシャレなものに変えたい
・バリアフリー、手すりを付けたい
・太陽光発電のようなエコシステムを導入して光熱費のコストを見直したい
・収納を増やしてすっきりさせたい

メンテナンス

そのままでもまだ支障はないものの、定期的にメンテナンスをすることで設備の性能を維持して長く住めるようにするです。

<メンテナンスの具体例>

・外壁塗装の剥がれ
・屋根の雨漏りチェック
・内装(クロス)剥がれによる張替え
・フローリングや畳の取り換え
・ガスコンロの火力のチェックと取り換え
・お風呂場の内壁塗装の塗り替え

こんな場合にも!珍しいリフォームの目的

長年使ったものを修繕したり、新しくして快適に過ごすために行うリフォームが多いですが、以下のような珍しいリフォームもあります。

建物の維持管理、光熱費の削減

「直す」リフォームや「見直す」リフォームは、設備数は従来と変わらない、もしくは増えることが多いですが、これまでに挙げたようなリフォームとは逆に「減らす」リフォームもあります。
建物や設備を減らすことで、維持管理の手間やコスト、光熱費の削減、生活動線の短縮により身体への負担を軽減します。

<建物の維持管理、光熱費の削減の具体例>

・子供が自立して部屋が余ったので思い切って2階部分を無くして平屋にしたい
・1階、2階の一部を同時に無くし、床面積を減らして老朽化する場所を少なくしたい
・複数あったトイレや洗面台を減らして掃除や維持管理のコストを減らしたい

土地の有効活用

今ある建物の状態をそのまま維持しつつ、場所を移動させる「曳き屋(ひきや)」と呼ばれるリフォームです。
特殊な工事ですので、その分コストもかかりますが、今ある土地を最大限に活かすことができるため、検討する方も少なくはありません。
また、位置を移動させるだけでなく、現状の建物の高さを変えることもできます。

<土地の有効活用具体例>

・建物を上げて下に店舗やガレージを作りたい
・現状の建物の位置をずらして新たに住宅を増やしたい
・区画整理の道路拡張工事の為、建物をそのまま移動させたい
・災害による地盤沈下や断層のズレの為、建物を移動させたい

 

ご自身の考えている「なんとなく・・・」が解消される事例はあったでしょうか?
もし、まだ「なんとなく・・・」の理由がはっきりされない場合は、どんな小さなことでも一度、ご相談ください。

あなたが感じている「なんとなく・・」の不便さを、担当のものが一緒に明確にするお手伝いをさせていただきます。
親身になってお伺いしますので、きっとあなたの理想のリフォームを提案できると思いますよ。

まずは、こちらから、お気軽にお問い合わせください。